1回ごとの効果は一時的なもの
小顔矯正を受けると、たった1回の施術でもフェイスラインがスッキリし、浮腫みが改善して肌色も明るくなるのが一般的です。
これは滞っていた血流が促され、循環がよくなったことが影響していますが、その瞬間ご自身が満足しても、「これは一時的なものです」と説明されることも少なくありません。お顔が浮腫んだり、脂肪がついたり、たるんでしまうのは日々の生活習慣や姿勢などのクセなどが大きく影響しています。
ですから、施術した瞬間はスッキリできても、日々の生活で戻ってしまうことがあるので、継続的な施術を受けることで、次第に矯正の効果が定着されるのです。
継続によって定着を
これは小顔矯正に限ったことではありません。たとえば、ウエストをほっそりさせる小顔矯正や足のラインを美しくするO脚矯正も同じで、一度で全てが解決することはないのです。特に歪み方が酷い方は一気に矯正するのは無理が伴い、少しずつ歪みを元の位置に戻すことで、骨格が本来の位置はこっちなんだなと認識して徐々に動く場合や本来の位置を覚えてくれるようになります。
この理は骨格に限らず、歯列矯正であったり、スキンケアやヘアケアでもいえることです。歯並びを美しくするにも何ヶ月、何年という時間が必要で、一気に戻すことはできません。また、お顔の乾燥を防ぎたいといっても、1回だけ高級なクリームを塗れば済むのではなく、日々のケアが必要になります。髪もサロンでトリートメントをしてツヤツヤになっても、その後のケアを怠れば元に戻ってしまいます。
なので、小顔矯正の場合も、焦らず、状態に合わせて少しずつ元の位置を覚えさせながら戻していき、戻りにくい状態にすることがポイントになります。最初の頃はちょっと油断すると直ぐに戻ってしまうことがありますが、継続的に施術を受けていくうちに歪みにくくなっていきます。自分でも歪まないような生活習慣を気にするようになっていますし、専門家からセルフケアのアドバイスも受けるので、相乗効果で小顔状態の維持や改善効果が高まっていくのです。
次第にスパンを開けて時たまメンテナンスで
小顔矯正に通う回数や頻度は気になる状態や、施術法やサロンの方針などによっても異なりますが、最初のうちは短めのスパンで通い、次第にスパンを長くして、状態がよくなれば、メンテナンスがてら行く程度にできます。たとえば、最初は週に1度や2週間に1度程度で通い、だんだん効果が定着してきたら月に1度、2ヶ月に1度と減らし、自分が満足する状態になったら、半年に1度や気になったときに行けばいいという具合です。