「痛いのが当たり前」と思っていませんか?
小顔矯正をしたいとネットで情報を検索したり、サロン紹介のフリーペーパーなどを覗くと、「少し痛いですがそれが矯正されている証拠です」とか「頭蓋骨を小さくするので痛いのは当たり前」的なコメントがあったり、実際に施術を受けた方が「痛かった」とレビューを書いていることもあります。
顔が大きいのは頭蓋骨が大きいからだ、それを小さくするのだから多少の痛さは仕方ないと納得している方がいたら、それは正しい認識ではありません。そもそも、脳を守っている体の重要な部分の頭蓋骨を小さくするとか、あり得ないと思えませんか。
本来の小顔矯正は生活習慣や姿勢の悪さなどで歪みが生じてしまった頭蓋骨を、本来の位置へと戻していくことで、本来よりも小さくするとか変形させてしまうことを意味していません。しかも、きちんとした骨格の仕組みを理解した方が行えば、強い痛みは生じることがあっても最初だけで、本来の位置へと戻っていきます。
構造を知っている人の施術は痛みの種類が違う
本来、人間の体は左右対称にできていますが、長年の生活や偏った姿勢などが影響して左右にずれが生じることがあります。たとえば、目の位置が異なる、目の大きさが違っている、右のほうのエラが張って見えるなどは歪みが生じたことが原因であり、これが顔が大きく見える、余分なところにお肉やたるみがつきやすい原因になっています。
ずれを確かめながら、丁寧に矯正をしていけば、痛みはあったとしても間違えた施術方法とは違ったものになります。何より重要なのは人体構造や骨格、筋肉の構造や動きに関する専門知識を持ち、安心の方法で施術をしてくれる専門家と出会うことです。
むやみやたらに痛い施術は解剖学や人体構造についての知識を学んでいない方や、自己流の方法で小顔矯正を行っている可能性もあるので気を付けましょう。正しい施術であれば、痛みがあるのは最初だけで、次第に弱くなっていくことが多いと言われています。
実績豊富な施術者を選びましょう
正しい施術は専門知識や正しい技術だけでなく、経験によっても培われるものです。しかし、正しい施術を頭でマスターしたつもりでも、実際にやってみるとできないという経験や、経験を積むほど上手くなるというのは、日々の仕事でも勉強でも、スポーツでも共通することです。
自分では正しいと思ってしたことが、人にとっては間違いなこともあります。そうしたことも多くの経験を積みながら、正しい施術へと昇華していきます。
たとえば、体のマッサージにしても、同じ施術法を行っているサロンでありながら、ベテランの院長先生と見習いの方や資格を取ったばかりの方が行うのでは痛さが異なることがあります。実績豊富な専門家にお願いすれば、通常、いつまでも不快に感じることはありません。